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巻き芯折れからのOH作業[時計修理]
こんにちは。
今回は腕時計の修理内容をご紹介します。
時計はブルガリのBB33GSDです。
リューズと言われる時刻を調整する部品が取れてます。
なんですけど、本来外れるとダメな部品です。
巻き芯と言われる棒の部品とくっついているのですが折れしまい、ぽろりと外れています。
分解してみると・・・
完全に折れてますね。こうなると交換するしかありません。
それどころかサビの粉が大量に出てきました。
内部の機械部分にも大量に侵入してます。
巻き芯のみの交換としたいところですが、お客様と相談しOH(オーバーホール)を実施することにしました。
完全にバラバラにします。
(ブレスレットのネジがサビて外せなかったのですが、お客様と相談して今回はサビたネジの交換は見送りです。)
この後、洗浄を行い1点1点ルーペで部品の状態を確認して悪い部品を交換し注油しながら組み上げます。
やはり色々な部品に鉄粉の付着が見られましたのでオーバーホールをして正解です。
今回は問題の巻き芯とリューズ、日送車と言われるカレンダーの部品が消耗してすべり気味でしたので交換しました。
巻き芯は同形状の新品、リューズは摘出して再使用の予定でしたが、同型のストック部品がたまたまあったので、摘出する工賃よりも安く提供できるのでストック部品を使いました。
また今回のケースですと根本ぎりぎりで折れている為、摘出するのが結構大変です。
今回の原因はリューズパッキンを言われるリューズ内のパッキンの消耗により浸水し、サビて折れたことになります。
NO1TAKAMASTUに修理で入ってくる腕時計でも裏蓋のパッキンは変わっていてもリューズのパッキンは交換されていない個体が結構多い気がします。
見落としがちな部品ですが、しかっり交換しないと浸水などトラブルの原因になります。
ちょっとしたメンテナンスや電池交換はもちろん修理やOHもお任せください。
またNO1TAKAMATSUでは修理作業中の写真のプリントアウトをお渡しするサービスや修理箇所の修理保証を付けております。
初めての方でも安心してお任せください。
またこの自社で修理ができる強みで壊れた腕時計の高価買取りも実現できますので壊れた腕時計をなるべく高く売りたい方は
ぜひNO1TAKAMATSUにお任せください。